本『ペンと剣 増補新版』 エドワード・W・サイード デーヴィッド・バーサミアン インタヴュアー 中野真紀子 訳
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「ペンは剣よりも強し」
パレスチナの知識人 故エドワード・W・サイードは、パレスチナ問題に目覚めたそのときから、シオニズムとその支持者に対し、「書くことによって反撃(ライティングバック)」をし、書くことで、「和解と共存」を試みた彼のペンは、なによりも勝る。
人びとの分断を煽り立てる排他的な言説や運動が急速に勢いを増している。「おや、日本のことかしらん」と思われたかもしれないが、これは過去の歴史を振り返ってみても、分断を煽る際の常套手段だ。
分断が進む世界に絶望する前に、他者との共存、尊重、パレスチナ人とイスラエル人とが互いにその存在を認め、和解への可能性をあきらめることなく探り続ける姿勢を、サイードのインタビュー集から学ぶ。
「イスラエル解体しか道がない」
そう思っていた(店主観)。しかし、サイードは、「和解と共存」の道を標してくれている。パレスチナ問題のみならず、日本も諸外国も学ぶべき視点であふれており、目からぼろぼろ鱗が剥がれ落ちる。
インタビュー形式なので読みやすく、サイード入門に一役買ってくれることだろう。
さて余談だが、サイードの綴りSaidはSay(言う)の過去形Said(言った)だ。名は体をあらわすとはよく言ったもので、言葉を持って生まれてきたサイードらしい言葉(書くこと)による反撃だ。
僕らは進み続けたいのです
和解と共存の道を進み続けたいのです
「和解と共存」の道を探る
あきらめずに
『ペンと剣 増補新版』 エドワード・W・サイード デーヴィッド・バーサミアン インタヴュアー 中野真紀子 訳(里山社)2025/12/15
*本書は1998年4月15日にクレインより、2005年12月10日に筑摩書房より発行されたものに加筆・訂正され2025年12月15日里山社より復刊された
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