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本『板目・柾目・小口がわかる 木の図鑑ー日本の有用種101』西川 栄明 監修 小泉 章夫
¥3,740
決して大袈裟な表現ではなく、今ま読み漁った木に関する図鑑の中でダントツ一位のわかりやすさ。では、どうわかりやすいのか、この書の特徴は ①1つの樹種について、「板目材」「柾目材」「丸太を輪切りにした状態の小口面*年輪が見える原寸大写真」「樹皮」などの写真をオールカラーで掲載*あいうえお順 ②日本の有用種101種を、1つの樹種につき見開き2ページずつで紹介 ③それぞれの木の特徴(硬さ、色、年輪の明瞭さなど)、用途などを紹介 ④小口面に見られる道管の大きさや並び方、材面に現れる 杢などについても解説 木に携わる専門職(大工、木工家、林業など)プロでも判断が難しいところ、この図鑑を紐解けば、一目瞭然なのである。 プロにとってはもちろん、数々の美しい写真やその個性は木に興味がある人にとっても、薪を日常的に使うわが家にとっても必読の書だ。 「木の図鑑」というよりは、「小口の図鑑」が言い得て妙。 【タイトル、著者】『板目・柾目・小口がわかる 木の図鑑ー日本の有用種101』西川 栄明 監修 小泉 章夫 【出版社】創元社 【出版日】2021/9/20 【税込価格】¥3,740 #木の図鑑 #小口の図鑑
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本『地球の上に生きる』アリシア・ベイ=ローレル 著 深町 真理子 訳
¥2,750
1972年に発行されたこの本は、生活費をかせぐためにせっせと机で事務をとったりするより、森で木を切っていたいというひとのために書きました。工場で生産される消費物質になるべく頼らないようにすれば、わたしたちは静かな暮らしができるはずです。 体には活力がみなぎってくるでしょう。大地のリズムにしたがって生活することののびやかさもわかってくるでしょう。 おたがいに傷つけあうこともなくなります。 とアリシアは言う。 後、1975年に「地球の上に生きる」の姉妹篇とし、アリシアのパートナーのラモン・センダーとともに「太陽とともに生きる」を書いた。 これらの本に書いてあることは *以下「地球の上に生きる」 徒歩旅行(バックパッキング)、小屋のつくり方、野外料理、手でお洗濯をしよう、セッケンのつくり方、まきストーブ、楽器のつくり方、手縫いするおさいほう、自分の型紙をつくろう、ろうそくをつくろう、カゴのつくり方、染物、農作業、漢方薬、ひとりでするお産・・・ 自然に寄り添い、自然のリズムをからだに取り入れたいのなら、この本にしるされたことを実践してみるのも一つの手だ。地に足をつけて生きる意味の大切さをあらためて実感することだろう。 『地球の上に生きる』アリシア・ベイ=ローレル 著 深町 真理子 訳(草思社)
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本『太陽とともに生きる』アリシア・ベイ=ローレル/ラモン・センダー 著 深町 真理子 訳
¥2,750
SOLD OUT
『地球の上に生きる』の姉妹篇 *「太陽とともに生きる」 啓示、太陽療法、マントラ、瞑想、マンダラ、ハタ・ヨガ、リラックスすること ・・・ そのほかいろいろ・・・ ー太陽の子として生きることで、あなたは文明というばか騒ぎにまきこまれることなく、地球の上に生きることができるでしょう。日曜日を過ごすには、この本に出てくるいろいろなことをするのがちょうどぴったりです。ーアリシア・ベイ=ローレル 『太陽とともに生きる』アリシア・ベイ=ローレル/ラモン・センダー 著 深町 真理子 訳
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本『マワリテメクル小宇宙 暮らしに活かす陰陽五行』ムスビの会 岡部 賢二
¥1,980
『マワリテメクル小宇宙 暮らしに活かす陰陽五行』岡部 賢二(ムスビの会)
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本『両手にトカレフ』ブレイディみかこ
¥1,650
あなたのすべてが知りたいの。 そんな欲求とともに、お気に入りの物書きの作品は片っ端から読みまくる。ブレイディみかこも例にもれず、店主の本棚には彼女の著作物が新旧問わず並ぶ。壮観。 舞台はイギリス。 14歳の少女ミアのリアルな世界を、一世紀も前に実在した日本人カネコフミコと歩む。ここではないどこか。「別の世界」を見ることができた稀有な存在のフミコに共感(sympathy)し、フミコの生い立ちに共鳴(empathy)するミア。 子どもには親を選べない。 どんなに劣悪な環境におかれても、子どもであるという牢獄から逃れることはできない現実(リアル)を、14歳の視点から残酷なまでに描く。 『しかたがない』と諦めず、別の世界があると信じて生きるフミコとミアの眼差しの先にある希望を、大人である私たちは、どう手を差しのべることができるのか。 緊縮が進み貧困の格差が広がりをみせるイギリスの底辺社会に、明日はわが身である日本も対岸の火事では済まされないほどの危機感を覚えた。これは、フィクションだけれど、ノンフィクションであり、大人たちが改めて子どもが育つ環境を考えるべきなのだと警笛を鳴らす一冊だ。 この物語に登場する実在の詩人、パフォーマー、レコーディングアーティスト、小説家、劇作家であるケイ・テンペストのLP(名盤『THE BOOK OF TRAPS and LESSONS 』発売当時はケイト・テンペスト名義ですが、その後改名)もあわせてお買い求め、聴きながら読むことをおすすめします。 余談ですが、この店主、著者に対し互いにパンク母ちゃんであるというところにも勝手にシンパシーを感じているのである。他者の靴を履きながら「こんな小さい靴履けるかー」と文句を云いながら、エンパシーについて日々ぶつくさと考えているのである。ここだけの話。 『両手にトカレフ』ブレイディみかこ(ポプラ社) 『THE BOOK OF TRAPS and LESSONS 』Kae Tempest
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LP『THE BOOK OF TRAPS and LESSONS 』Kae Tempest
¥3,800
あなたのすべてが知りたいの。 そんな欲求とともに、お気に入りの物書きの作品は片っ端から読みまくる。ブレイディみかこも例にもれず、店主の本棚には彼女の著作物が新旧問わず並ぶ。壮観。 舞台はイギリス。 14歳の少女ミアのリアルな世界を、一世紀も前に実在した日本人カネコフミコと歩む。ここではないどこか。「別の世界」を見ることができた稀有な存在のフミコに共感(sympathy)し、フミコの生い立ちに共鳴(empathy)するミア。 子どもには親を選べない。 どんなに劣悪な環境におかれても、子どもであるという牢獄から逃れることはできない現実(リアル)を、14歳の視点から残酷なまでに描く。 『しかたがない』と諦めず、別の世界があると信じて生きるフミコとミアの眼差しの先にある希望を、大人である私たちは、どう手を差しのべることができるのか。 緊縮が進み貧困の格差が広がりをみせるイギリスの底辺社会に、明日はわが身である日本も対岸の火事では済まされないほどの危機感を覚えた。これは、フィクションだけれど、ノンフィクションであり、大人たちが改めて子どもが育つ環境を考えるべきなのだと警笛を鳴らす一冊だ。 この物語に登場する実在の詩人、パフォーマー、レコーディングアーティスト、小説家、劇作家であるケイ・テンペストのLP(名盤『THE BOOK OF TRAPS and LESSONS 』発売当時はケイト・テンペスト名義ですが、その後改名)もあわせてお買い求め、聴きながら読むことをおすすめします。 余談ですが、この店主、著者に対し互いにパンク母ちゃんであるというところにも勝手にシンパシーを感じているのである。他者の靴を履きながら「こんな小さい靴履けるかー」と文句を云いながら、エンパシーについて日々ぶつくさと考えているのである。ここだけの話。 『両手にトカレフ』ブレイディみかこ(ポプラ社) 『THE BOOK OF TRAPS and LESSONS 』Kae Tempest
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本『SHARE THE LOVE 大地を愛する人々』
¥2,970
"SHARE THE LOVE" 直訳すると、"愛を分かち合う"。 日本語にすると一気に小恥ずかしい感じになりますが... 57人の大地を愛する農家たちの「今」を切り取った書。 写真は無印良品のカメラマンでもお馴染みの公文健太郎によるもの。 『SHARE THE LOVE 大地を愛する人々』(トゥーヴァージンズ)
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本『ヴィンテージTシャツ』フィービー・ミラー&マイケル・リーチ 著 堂田 和美 訳
¥4,180
ううぅん、たまらん(唸)。スケーター、パンクス、メタルヘッズ、サーファーも、泣く子も黙る70s&80sのオリジナルT一挙公開。 喉から手が出るほど欲しいTシャツだらけですやん。Tシャツには、階級も、国境もあったもんじゃない、ほんと。 『ヴィンテージTシャツ』フィービー・ミラー&マイケル・リーチ 著 堂田 和美 訳(TWO VIRGINS)
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本『グリーンネイバーフッド 増補改訂版』吹田 良平
¥2,420
米国ポートランドという小さな街から生まれる大きな豊かさを求めたコミュニティづくりのあり方は『グリーンネイバーフッド』で紹介され、瞬く間に世界に広がった。伝説のバイブルが増補改訂版として12年振りに肉付きよくなり戻ってきた。ポートランドに学ぶ、「小商い」の楽しみ方。 『GREEN Neighborhood ポートランドに見るアルチザンエコノミーという新しい資本主義のかたち 増補改訂版』吹田 良平(TWO VIRGINS)
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本『小田嶋 隆のコラムの向こう側』小田嶋 隆(ミシマ社)
¥1,980
オダジマ亡きこの日本は、また、「バカ」へと加速してしまう。 好きなコラムニストはと問われれば、真っ先にオダジマの名前が上がるだろう。 小田嶋 隆 その早すぎる死を、嘆く。 ー執筆という作業は、書き手の心身をすり減らすものなのだ。ー すり減らしすぎだ。 空気読みまくりの腰抜けの記者どもは、すでにその魂を売り渡し、飼い慣らされた従順な犬となる。意図も簡単に。そんななか、おかしいな?と思うことをおかしいぞ!といえる人は、昨今、稀有な存在だ。 わからない人はわからないままで結構だ、との姿勢を首尾一貫崩さず、30年以上にわたり、世間が言うところの「マトモな社会人」から脱線し続け、空気を読まず己を貫く。そこには常にユーモアを忘れずにウィットに富み、唸り声が自然と出てしまうコラムが生まれる。そして、相手がどんな大きな存在であろうとも、筆ひとつで立ち向かう。いつだって余計なことを言いまくりながら。いや、ほとんど余計なことしか言っていないのだが。 オダジマは、自身の身をすり減らしてまで書き続けたのだ。 この狂った時代において、オダジマの命を縮めたのは、突っ込みどころ満載のこのバカな社会だったのであろう。 ーごぞんじでなかったようならお教えしてさしあげておきますが、コラムニストの主要な業務のひとつは、バカなものをバカにすることです。もちろんバカな人たちを怒らせるリスクは覚悟の上です。お分かりいただけましたか?ー(2020/8/29 twitter) と締めくくる。 こころからご冥福をお祈りいたします。 「小田嶋 隆の『ア・ピース・オブ・警句』(日経ビジネス電子版)に掲載されたコラムのうち十八本を選び構成した、稀代のコラムニストの遺稿集にして傑作コラム集 『小田嶋 隆のコラムの向こう側』小田嶋 隆(ミシマ社) ー参考文献ー 『災間の唄』小田嶋 隆=著 武田 砂鉄=撰
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本『ホットミルク』デボラ・レヴィ 小澤身和子 訳(新潮クレスト・ブックス)
¥2,420
灼熱の太陽が降り注ぐ夏の日にこの本を読んでいると、そんなはずはないのに、あたかもここは南スペインのバカンス地と錯覚をする。過ぎ去りし夏に、滑り込みで読んで欲しい、夏の一冊を。 病身の母ローズ(棘のある)と娘ソフィアの、ふたりの女のひと夏の物語。 舞台は灼熱の太陽が降り注ぐ南スペイン。原因不明の病で歩くことのできない母と、25歳の高学歴プアの私。男と女と、女と女と、母と娘と、そして本当の痛みと向き合う。 母は私の脚で、母は私の目。共感(エンパシー)が、過去と現在と未来を、ふたりを束縛する。母の痛みが私の痛みと重なるとき、ふたりの人生は、鬱積した恨みと苦悩で煮えたぎる。 他の女のもとへ去っていった父親の存在、自らのセクシュアリティ、自立を模索しようとあがき、母の目を他所に決められたレールから離脱しようと大胆に振る舞うためにと私が下した決断とは... Beloved(愛する人)は、幻だったのか... マン・ブッカー賞、ゴールドスミス賞最終候補作となった、劇作家・詩人としても名高いイギリス人作家デボラ・レヴィの代表作(2016年)。翻訳は、原文の雰囲気をそのままに日本人にも分かりやすく訳す私の大好きな翻訳家 小澤身和子によるもの。作品のイメージにぴったりな装画は、荻原美里によるもの。 映画化も決定したようで、公開が待ち遠しい。原作を読み込んで、映画のイメージを膨らませておくとします。 『ホットミルク』デボラ・レヴィ 小澤身和子 訳(新潮クレスト・ブックス)
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本『家庭でできる 自然療法』東条 百合子
¥1,760
だからもう、そういうことなんだ、ほんとうに。 "自然とからだはつながっている" そんなわかりきったこと、いうまでもないでしょ。 でもね、それならばなぜ農薬や除草剤を使い大地を疲弊させ、合成洗剤、柔軟剤、芳香剤などを使い自らを不健康にそして空気や海をも汚し、便利だからと食品添加物を乱用し、流行り病にかかることが怖いからと自ら進んで病気の素をからだに注入し(税金だぞ!)、この暑さの中パンツで口をふさぎ続ける愚行を、おかしいと感じない? そんな社会を望んでいる? 自然を不自然にねじまげて効率のみを求めたあげく、いのちの尊さがくもっててしまった。 ならば、いまいちど台所に立って見渡してみてよ。 この狭い台所は、あなたの健康と、社会と、環境と、世界と、なんなら宇宙とだってつながっているから。 あれ、おかしいなと世の中の矛盾にも氣づいていけるんだから。 食ってすばらいしいの。 "生きることは、食べること" こころもからだも地球をも健やかにすることは、かんたん。 はい、もうはっきりいうよ、すべてはあなた次第。 この本は、私のバイブル的一冊。 薬や病院にたよる前に、この本にたよる。病気はからだからのサインだから、そのときは慌てるのではなく、自分ときちんと向き合う。そう、日々の積み重ねが大事。"健康は一日にしてならず"とはよくいったものですね。 『家庭でできる 自然療法』東条 百合子(あなたと健康社)
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本『マチズモを削り取れ』武田 砂鉄
¥1,760
"マチズモ"とは... "男性優位主義"ということに、当の男性は、あらかじめ用意されたその特権にこれっぽっちも気づいていない。 男、めっちゃ有利なのだ。 考えすぎだと感じる人もいるだろう。 でも、本書は、考えすぎてみよう、という本だ。 古い価値観を壊し、新しい価値観を構築しようと試みる、本だ。 男女の雇用が均等ではないから、男女雇用機会均等法が生まれる。 男女ともに輝いていないから「女性が輝く社会」が謳われる。 男、めっちゃ優位なのだ。 そんな社会だから、フェミニズムを嫌う。怖がる。あるいは嗤う。 そもそも、男/女の二元論ではなく、性的マイノリティについて考えなくてはいけないよね、と話を展開させると、面倒くさがる。 そして、こっちの問題の方が重要でしょう、と別のところから何かを持ってくる。うん、大事な問題だけど、こっちの方が大事だよと言い始める。なぜ、どっちも大事とは考えないのだろう。 二章 電車に乗るのが怖い ー東京に出てきて初めて痴漢にあった日、怖かったこと、不快で、忌まわしくて、吐き気がしたことを、しばらく誰にも話せなかったと、電車がこんなに恐ろしい乗り物だということは、誰も教えてくれませんでした。親や学校から「気を付けて」と言われても、気を付けようがないんです。ー と経験者は語る。 痴漢について議論すると、「でも、痴漢冤罪もあるよね」と対立軸を設定する。 女も大変だけど、男も大変で、むしろ、人生狂わされているのは痴漢冤罪のほうなんだよと強気になる。いつのまにか、どちらが大変かで争おうとする。こっちは痴漢の話をしているのに、なぜ痴漢冤罪に話がすり変わってしまうのか。その争点、どこからもってきたんだ。 確かによくないよ、よくないとは思うよ、だけどさ、痴漢冤罪だってあるんだよ...という流れ。回避。回避というか、議論の沈静化。時間を掛けて沈静化させずに、「確かによくないよ」の時点で団結し、痴漢をやめさせればいい。痴漢冤罪だってあるんだよ、じゃない。 「都会には気をつけて」 とは言うものの、具体的に"痴漢撃退法"を誰も教えてくれない。 気を付けるべきは、被害者ではなく痴漢行為そのものをする卑怯な輩・加害者なのであって、己の性を白昼堂々さらけ出せる世の中そのものを変えなくてはならない。車内では"痴漢は犯罪です!"とこれ見よがしにアナウンスを流すべきだし、痴漢行為を他人ごとと捉えて見て見ぬふりする社会を変えていく必要があるのではないか。 イギリス鉄道警察の痴漢取締りキャンペーン #reportittostopit (通報してやめさせよう) をジェンダーギャップ指数120位(先進国でもぶっちぎり)ヘルジャパンでも! 女性が泣き寝入りする日が来ないように。 余談ですが、2021年に読んだ本の中でも上位にランクイン(独断と偏見のわたし比)おもしろい上に、ためになる。 「マチズモを削り取れ」武田 砂鉄(集英社)
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本『中学生から知りたいウクライナのこと』小山 哲・藤原 辰史 共著
¥1,760
リアル書店発売日が6/11でしたが、数日遅れると案内があったので、首を長くして入荷を待っていたところ、6/14には公式発売とのこと。あれ?今日何日だったかなとカレンダーを見て驚く。で、営業のYくんに連絡を取ったところ「手配もれでした~(焦)」とのこと。そうそう、こういうところ、人間らしくて好きなのである。 というわけで、数日遅れて『中学生から知りたいウクライナのこと』小山 哲・藤原 辰史、やっとこさ当店にも入荷しましたよ(笑) 今、目の前に流れてくる情報だけを鵜呑みにしていいものなのか。 メディアが一方的な視線でつくりだす二項対立を、どう捉えるのか。 戦争反対を掲げながら、自分には関係のないことだと「傍観者」でいたつもりが、一転、「当事者」になっている恐ろしさを。 ウクライナの人びとに痛みがあるのなら、ロシアの人びとにも痛みがある。 戦争は"国"が起こすのであって、"人"が起こすのではないのだ。 どんな理由をあげようとも、暴力(戦争)を正当化するものにはなりえない。 人びとよ、歴史を悪用される前に、歴史を学び、その学びを共有しよう。 考えろ、わたし。自分の頭で。 まずはスープを飲むとしよう。平和を望みながら。 『中学生から知りたいウクライナのこと』小山 哲・藤原 辰史 共著(ミシマ社)
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本『ちゃぶ台9』ミシマ社の雑誌
¥1,980
ー最初から最後まで読み通したくなる雑誌を目指しました。ー編集部 ミシマ社初の雑誌 「生活者のための総合雑誌」です。 昨秋に開催した【くらしのアナキズム】@mishimasha_books ポップアップから約半年を経て、明後日から開催されるミシマ社のポップアップ 【わたしの共有地】ポップアップ5/27~7/2 @mainichi_store 5/27にリアル書店先行発売となる『ちゃぶ台9』の特集は、「書店、再び共有地」。現在に生きる「共有地」たりうる本屋さんを渾身取材。北は北海道から南は福岡まで、全国に鎮座する10の本屋さんが紹介される。 そして、食堂とは名ばかりの毎日食堂がまさか10の本屋の1つに選ばれました。食堂なのに、なぜでしょうね?気になる方は『ちゃぶ台9』を読んでみてください。 この『ちゃぶ台9』の発刊を記念して、ポップアップ「わたしの共有地」も開催。取材をすることで見えてきたミシマ社スタッフたちの選ぶ"共有地"を、そして食堂店主の選ぶ"共有地"を、多種多様な選書の数々をとくとご覧あれ。 #ミシマ社 #ちゃぶ台 #共有地 #書店再び共有地 #好きな出版社 #平川克美 #小商い #圧強め #ご予約絶賛受付中 #買い物は投票なんだ #毎日の買い物で未来の商品棚は変わる #毎日食堂 #mainichi_shokudo #mainichi_store
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本『ちゃぶ台6~8』ミシマ社の雑誌
¥1,870
ー最初から最後まで読み通したくなる雑誌を目指しました。ー編集部 ミシマ社初の雑誌 「生活者のための総合雑誌」です。
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本『ちゃぶ台1~5』ミシマ社の雑誌
¥1,650
ー最初から最後まで読み通したくなる雑誌を目指しました。ー編集部 ミシマ社初の雑誌
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本『書こうとしない「かく」教室』いしいしんじ★サイン本★
¥1,980
「外」と「内」を書こうとしない「書く」から探求する"生"。 オンラインイベント「MSLive! BOOKS」のライブ感をそのまま詰め込んだ書籍シリーズ 『書こうとしない「書く」教室』いしいしんじ(ミシマ社)
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本『しらふで生きる 大酒飲みの決断』町田 康
¥737
禁酒による利得を整理すると、 ①ダイエット効果 ②睡眠の質の向上 ③経済的な利得 であり、いずれも素晴らしい利得であると言えるが、禁酒の利得はこれにとどまらないので、さらに申し上げると前に少し言った、脳髄のええ感じ、というのがある。ー(文中「ああ、素晴らしき禁酒の利得」より)ー 禁酒の利得をあげ出せばきりがないが、この時ばかりは禁酒の利得はクローゼットの奥の奥の方、もう手が届かない場所へしまって置こうと決める。そんでもって、しこたま浴びるように飲むのではなく、脳髄のええ感じくらいで留めておこうと決める。そうね、今宵くらいはええ感じで過ごしたいと想うのである。んでもって、明日から禁酒宣言をしようと想う。その明日は、いつやって来るのであろうか... ー爆発しちまった楽しみに げらげら笑い暴れだし 爆発しちまった楽しみに なすところもなく朝がくるー 『しらふで生きる 大酒飲みの決断』町田 康(幻冬舎文庫)
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本『今夜、すべてのバーで」《新装版》中島 らも
¥814
「どうしても酒を飲まずにはいられない人生について」 なぜ人は酒を飲むのか? 「飲む人間は、どっちかが欠けているんですよ。自分か、自分が向かい合っている世界か」体験的アル中小説のロングセラー。第13回吉川英治文学新人賞受賞作 「今夜、すべてのバーで」《新装版》中島 らも(講談社文庫)
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本『上を向いてアルコール』小田嶋 隆
¥1,650
名コラムニストの小田嶋氏。名作の裏には、アルコールの力が存分に加わっていた?!数々の名コラムを書き続けた小田嶋氏から、アルコールを取り上げてしまったら、どうなるのか?はたして、小田嶋氏はアル中から脱却できるのか? 依存は考え方の病気。「俺は大丈夫」が一番危ない。アルコール依存症(アル中予備軍)の人も、スマホ依存症の人も、買い物依存症の人も、必読の書。 『上を向いてアルコール』小田嶋 隆(ミシマ社)
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本『スープとあめだま』作 ブレイディみかこ 絵 中田いくみ
¥1,870
雪降る英国。 行き場を失い路上生活を虐げられるホームレスに、あたたかい飲み物や一時的に保護をするボランティアたちの奮闘。EU離脱後の貧困の差が加速する英国の"今"を知ったのは、ブレイディみかこのベストセラー『ぼくはイエローでホワイトでちょっとブルー』より。 より深く死を見つめる先に待ち受ける、生。 大人の目を通して、こどもの目を通して、人のあたたかさに触れることのできる生きる希望の詰まった書でした。 『ぼくはイエローでホワイトでちょっとブルー』の装画を手掛けた中田いくみとコンビによる絵本。 与えたつもりが与えられているという状況は、意識を向けるだけで日常にごろごろと転がっている。そのことに気がつくことのできる心を持ち合わせたいものである。愛の循環は、そこかしこに。 『スープとあめだま』作 ブレイディみかこ 絵 中田いくみ(岩崎書店)
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本『きっとできるはずSATOYAMAイニシアティブ 』4冊セット 行政院農業委員會水土保持局
¥7,260
★5/3イベント招待券付き★ ー環境の悪化は人が原因ですが、それを変える重要な要素もまた人なのです。ー 台湾の里山の保全、生態系における種の多様性の保全を目指す活動を、人と自然が調和する理想の場所をつくりあげる4つの農村のストーリー。アート絵本としても楽しむことができますが、SDGsの観点からもためになる本です。漢字が難しいので、お子さまには読み聞かせを。親子で楽しみながら、環境問題について考えてみませんか。 【アート絵本4冊セット】 『銀色に輝く香草山村』 『農村事業無限会社』 『海の段々畑、家族へ送る青い手紙』 『高台の上の水源地』 『きっとできるはずSATOYAMAイニシアティブ 』行政院農業委員會水土保持局(トゥーヴァージンズ)
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本『ライオンのこころ』レイチェル・ブライト ぶん ジム・フィールド え 安藤 サクラやく
¥1,650
★5/3イベント招待券付き★ 見た目や、力に関係なく、それぞれが夢や勇気を自由に持ち、世界に羽ばたく可能性を秘めた存在であると教えてくれる。読後やさしい気持ちがあふれる絵本。翻訳デビューを果たした女優 @sakuraando の数多の才能にも触れることができる 『ライオンのこころ』レイチェル・ブライト ぶん ジム・フィールド え 安藤 サクラやく(トゥーヴァージンズ)