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本『時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか?国会議員に聞いてみた 。』和田静香 )取材協力 小川淳也
¥1,870
『時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか?』 「それ、自己責任じゃねーの?笑」 と高見の見物よろしく無神経に石を投げてくる輩がいる。 56歳(2021年当時)。都内に単身で暮らすフリーランスのライター。ライターだけでは暮らすことができず、コンビニ、パン屋、スーパー、レストラン、おにぎり屋さんと様々なバイトを経験する。そして、きまって時給はその時々の最低賃金。 先ほどの、無神経に投げられた石に話は戻る。 そんな風に、自己責任を問われるだろう。問われるだろうが、目の前に在る暮らしは日々苦しくなり、不安は大きく膨らみ、そして自分を責める。そうそう上手に生きれるものか。努力は必ずしも報われない(無駄ではないが)。この不況の時代、上手に生きれる人などほんの一握り。みんな不安で、息もできない。そしてまた、自分を責める。 でも、ちょっと待って。これって、自己責任なんかでなく政治のせいでは? はい、政治のせいです。 (政治のせいにできるのは日本国憲法があってこそ。自民党憲法改正草案では自己責任ともとれる*注記参照) *注記:日本国憲法「第3章第12条 自由・権利の保持の責任とその濫用の禁止 (日本国憲法に列挙される、11条 基本的人権の享有を妨げられない 13条 最大の尊重を必要とする 19条これを侵してはならない)だから本来の憲法12条は、自分の人権を守れ(人権を国に保証させるために)としているのに対し、自民党憲法改正草案では、人権には義務が義務が伴うことを自覚しろという人権無視の酷い条文が追加されている 政治のせいにしたところで、はてさて次はどうしたらいいのか?分からない、分からない、分からない? この分からなさを知るために、2020年11月衆議院第二議員会館、国会議員である小川淳也さんに白羽の矢を立て、タイトルよろしく「国会議員に聞いてみた」。 ジャーナリストや新聞記者ではなく、市井のいつも最低賃金の私(著者)目線で、私の物語として政治を語り、怒りも悲しみも、手探りしていく様子も正直にさらけ出す。これは、私の物語。 わたしたちひとりひとり、物語を持っている。ひとりひとりが自分の物語として政治を語ることがあたりまえになれば、もっと多くの人が自由に政治が語れ、関心が高まり、投票率も上がるのではなかろうか。 「みんなが政治的に賢明になること」 食卓に政治を、自分の物語として、いざ #選挙へ行こう #差別に投票しない お忘れなく! 『時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか?国会議員に聞いてみた 。』和田静香 )取材協力 小川淳也(立憲民主)(左右社)2021/9/5 ー参考文献ー 『井上ひさしの子どもにつたえる日本国憲法』井上ひさし 絵 いわさきちひろ (講談社) 『100日くらいで理解できる憲法入門』ぼうごなつこ(オクムラ書店) 『あたらしい憲法草案のはなし』自民党の憲法草案を爆発的にひろめる有志連合(太郎次郎社エディタス) 「読売新聞(2025/7/4)」 #時給はいつも最低賃金 #これって私のせいですか #時給はいつも最低賃金これって私のせいですか #国会議員に聞いてみた #和田静香 #左右社 #金井真紀 #井上ひさしの子どもにつたえる日本国憲法 #100日くらいで理解できる憲法入門 #あたらしい憲法草案のはなし #改憲反対
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本『オリーブの木に願いを』
¥880
*今回より入荷分より価格上がります(寄付に回します) おいしいを入口にパレスチナを知る 『オリーブの木に願いを』 がざに暮らすフサム医師と、日本に暮らすフミさんが食文化を通してパレスチナを紹介したレシピ。 兼ねてより所望していたVol.1が当店にも並び、そして待望のVol.2も発刊されました。 Vol.1 「マアムール(表紙の写真のデーツ入りクッキー)、ザアタル・マナイーシ、フムス」 Vol.2 「ヘルバ(表紙の写真のフェヌグリークケーキ)、カターイフ、ジャレーシュ 」 文庫サイズがキュートな本。掌にパレスチナを! *本の収益はフサム医師へ寄付されます
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本『あなたはどうする?』古知屋恵子
¥1,100
*諸経費を除く売上の全額を「井戸水プロジェクト」へ届けます 心臓を鷲掴みにされ、ぐしゃりと潰される、それくらいの覚悟を持って読んでほしい、読むべき本なのだ。 以前、このお話を紙芝居で古知屋さんの口から語ってもらった。彼女の口から紡ぎだされる数多の言の葉とアートは、聴くものに、真実を余すところなく淡々と訴えかける。氣がつけば、つつつと頬を濡らす。 ええー怖い、こんなこと現実に起きているわけないでしょ、本の中のお話でしょ、と思いたい。思いたいのですが、これが実際に起きている本当のお話なのです、悲しいかな。 だから、まずは、この世界ではどんなことが起きているのかを“知って”ほしい。2023.10.7以前から、かれこれ70年以上も続いている真実を、いま炙りださずに闇に葬れば、この先、きっと、後悔する。だから、まずは、“知る”。 そうして、このお話を読んだ後に自身に問うてみてほしい 「あなた(わたし)はどうする?」と。 この世界をどうしたいのか。舵取りは、他でもない“あなた”なのだから。 *売上の全額がガ+ザの人たちへ届きます(最近、ガザの家族から名指しをされ寄付を募られた古知屋さん、寄付を集めるのに躍起になっております。ご協力の程よろしくお願い致します) 『ああなたはどうする?』古知屋恵子(自主出版) #あなたはどうする #古知屋恵子 #自主出版
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本『記憶』古知屋恵子
¥770
武器ではなく言の葉を携えたい ただ『記憶』に関しては言の葉すら無用となる 『記憶』古知屋恵子(自主出版)
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本『どっちにしたい?』古知屋恵子 Catherin Arai英訳
¥1,980
#参院選2025 本日7月3日参院選の公示日です 20日の投票日まで、われわれは有権者は #選挙へ行く は基より 『どっちにしたい?』 と己の学びを深め、本質を見極め、“えらぶ”ことと向き合わなければなりません。 ▼差別をしたい or 差別をしたくない ▼憲法を守りたい or 憲法を守りたくない ▼戦争したい or 戦争したくない この期間は、己と向き合う貴重なチャンスです。だって、あなたは世界をかえることができるのだから 「野望でかすぎでしょ」と冷笑することなかれ。 ひとりひとりは1人分の力しか持ち合わせない。でもね、世界はかえられると思う人が10人、100人、1000人、10000人・・・と集まったら、ほうらね、もう冷笑なんてしている場合じゃないでしょ。 このように、わたしの暮らしはわたしが選びとっていくということを教えてくれる絵本。選挙権のある大人にこそ読んでほしいのですが ▼『どっちにしたい?』を読む or 『どっちにしたい?』を読まない そして、極めつけは(*この選択のみ営業広告です) ▼毎日ブックで買う or 毎日ブックで絶対買う ー世界のおかしいに(彫刻刀で)メスを入れるー 古知屋恵子氏の2023年の作品です。 『どっちにしたい?』古知屋恵子 Catherin Arai英訳(遊行社) #どっちにしたい #whichdoyouchoose #古知屋恵子 #遊行社 #版画家 #イラストレーターの仕事
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本『パレスチナ』ジョー・サッコ 小野耕世 訳
¥2,200
SOLD OUT
終わらない悲劇の渦中のパレスチナ 苛烈な現実を白日の下に晒した 世界に衝撃を与えた コミック・ジャーナリズムの金字塔 おいおい、サッコが91-92年と 現地で過ごしたすぐ後に書かれた作品だぞ この時より遥かに事態は悪化の一途を辿っているじゃないか どうしちゃったんだよ、世界 いい加減パレスチナを解放しろっ この不条理な世界にペンで立ち向かう サッコの命懸けの取材記録 思想家・詩人・音楽家であるエルサレム出身のエドワード・W・サイードの寄稿「ジョーサッコを讃える」収録 『パレスチナ』ジョー・サッコ 小野耕世 訳 (いそっぷ社)2023/1/20
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本『たからもの』古知屋恵子*ポストカード2枚セット
¥1,600
ーうたとおどりとおいしいごはん これだけあればいうことなし おかねやほうせきいりません おっとわすれちゃいけません いっしょにたのしむあいするかぞくー 生きるために、大切なことがここにはぎっしりと詰まっている。 毎日の忙しさにかまけて、ついつい忘れてしまいがちな大切なこと。 そうして、おざなりにしてしまいそうになったのなら、そっと開いてごらんよ、刺繍に彩られたこのページを。 土地を追われたパレ スチナの人の悲しみを知ってもらいたい、そんな想いとともにこの絵本は誕生した。 悲しい時も、苦しい時も、ユーモアを忘れず、いとなみを続けてゆく強さ、伝統的な刺繍と詩の文化を持つ人たち。 そんな、詩と刺繍を使い、自らの手で時間をかけて紡ぎたかったと著者は語る。それはまるで、パレスチナ人の暮らしをなぞるように。 2010年に自主出版された『たからもの』。売上の全額がパレスチナの人たちへ寄付されるポストカードを2枚添えて。 カタチあるものだけが、目に見えるものだけが、たからものではないと、本当に大切なものとは何かを教えてくれる、ズバリ、「たからもの」のような書。 【タイトル、著者】『たからもの』古知屋恵子 【出版社】自主出版 【出版日】2010 【税込価格】¥1,600*PC(古知屋作品からランダムに)2枚を含む #たからもの #古知屋恵子 #自主出版
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本『は愛するに足り、真心は信ずるに足る』(岩波書店)中村哲 澤地久枝 聞き手 『アフガニスタンで考える国際貢献と憲法九条
¥1,850
*本2冊+井戸水プロジェクトチラシ10枚セット ー戦乱と劣悪な環境下ー というのは、パレ/スチナにも言えることだけれど、アフガニスタンの地で日本の医師が人々の命を救うべく身命を賭して活動を続けた中村哲医師を想起させる。 中村氏が国際貢献をする中で見えてきた、憲法九条を守るべく想いを、今こそ再認識するべきなのだと書が訴えかける。 生前、中村氏が日本に帰ってきて危惧することと言えば、現地の現実と、日本で行われているさまざまな平和に関する議論が、あまりにもかけ離れていること。 その背景には、日本経済を活性化して羽振りのいい国にするために、米国とさらに強力な同盟関係を、ということがいわれ続け、そのためには、憲法九条を改正して、武力行使もやむなしとする。 しかし、経済の活性化のために、人殺しをしてまで豊かさを守ろうとするのなら、少なくとも私は豊かになりたいと思わないと中村氏は語る。 この言葉がすっと心に染みるのであれば、今日本が再び戦争へと向かおうとしている恐ろしさを同時に感じることであろう。 医者が井戸を掘りはじめた 飢えや渇きは薬では治せませんと、抗生物質を買うお金が1000万円あるならば、1000万円もあれば井戸を100本掘れますので、それを作った方がはるかに効果があると考えた。 手元にある「井戸水プロジェクト」のチラシは、パレスチナに暮らす2人の大学生と看護学生がはじめた、3000人の命の水であるライフラインを確保するためのプロジェクトだ。 アフガンの中村氏と、パレスチナの学生たち、時代も場所も違えど、かれらの希望は交差しプロジェクトを遂行しようとしている。 安全地帯にいるわれわれがするべきことと言えば、支援のみ。 『人は愛するに足り、真心は信ずるに足る アフガンとの約束』(岩波書店)中村哲 澤地久枝 聞き手 『アフガニスタンで考える国際貢献と憲法九条』(岩波書店)中村哲 「井戸水プロジェクト」チラシダウンロード先 @kininaru_news_ #人は愛するに足り真心は信ずるに足る #アフガニスタンで考える #国際貢献と憲法九条 #中村哲医師 #中村哲 #澤地久枝 #憲法9条を守る #改憲反対
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本『中東パレスチナを歩く【前編・後編】』架け箸
¥1,760
NEWバージョンのお目見えです(写真2枚目) *表紙、若干の内容変更有り 2022.10.7以前の、パレスチナの日常の風景を収める。この地域の手仕事を、日本で紹介し販売する「架け箸」さんの、2022年秋の旅の記録だ。 差別と破壊が日常に在る世界で暮らすパレスチナ。ニュースにはならない日常をそこに暮らす人々の目線で切り抜く。 そこには、たくましく生きる人びとの息遣い、街の喧騒や色彩、文化、食、日々のいとなみを垣間見ることができる。 在る、ここには暮らしが確実に、在る。この、あたりまえに在る暮らしを、一方的な暴力で権力で奪っていいはずがない。 「素敵に国境はない」を掲げる架け箸さんが、パレスチナと読者をつなぐ。橋はいつでも開通している、渡ってこいよと。 読んで応援。 暴力と権力に抗う2冊をポケットに忍ばせて、解放を叫ぶ。 『中東パレスチナを歩く【前編】』 ヨルダン川西岸地区北部 『中東パレスチナを歩く【後編】』 ヨルダン川西岸地区中~南部 #中東パレスチナを歩く #架け箸 #ここに在る #中東好きな人と繋がりたい
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本『Distance わたしの#stayhome日記』 今日マチ子
¥1,650
2020年4月の緊急事態宣言以降 ソーシャルディスタンスが当たり前となった。 これも、今となっては、パラレル・ワールドだったよなと思わずにはいられない。 何氣ない日常の風景175点のイラスト日記 オールカラー・日英併記 2021/5/13(rn press)
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本『アイヌもやもや 見えない化されている「わたしたち」と、そこにふれてはいけない気がしてしまう「わたしたち」の。』北原モコットゥナㇱ 著 田房永子 漫画
¥1,760
SOLD OUT
関係ないことと、問題から自分を切り離す。責任から目を背ける ただね、 ー無関心でいられても、無関係ではいられないー 起きてしまった過去を変えることはできないけれど、今を変えることはできる。 【連塁(れんるい)】『大辞林』では「連累 」表記 =他人の罪に関わりあって罰せられること。連座。 という考え方でこの世界を捉えてみる ーわたしは直接に土地を収奪しなかったかもしれないが、その盗まれた土地に住む。 わたしは虐殺を実際に行わなかったかもしれないが、虐殺の記憶を抹殺するプロセスに関与する。 わたしを『他者』を迫害しなかったかもしれないが、正当な対応がなされていない過去の迫害によって受益した社会に生きている。ー 『批判的想像力のためにーグローバル化時代の日本』テッサ・モーリス=スズキ(平凡社) 現代を生きるわたしたちが忘れてはいけないこと 備忘録として 『アイヌもやもや 見えない化されている「わたしたち」と、そこにふれてはいけない気がしてしまう「わたしたち」の。』北原モコットゥナㇱ 著 田房永子 漫画(303BOOKS) #アイヌもやもや #北原モコットゥナㇱ #田房永子 #303BOOKS #批判的想像力のために #テッサモーリススズキ #平凡社
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本『ガザ・キッチン』ライラー・エル=ハッダード マギー・シュミット
¥4,950
ー人間にとって 食とは 故郷であり 歴史であり 抵抗であるー 渇望していた本が入荷した。 ーパレスチナ料理をめぐる旅ー これは、有り体にいえば料理本である。ところが、料理本だけに留まらず、食をめぐる数々のエッセイを通して2010年代のガ/ザで生活をする人々の生きた声、人間としての姿を浮かび上がらせるための証言文学であり、まるでガ/ザを旅しているかのような錯覚に陥るガイドブックとも言える。 帯分にある通り、人間にとってとあるが、人としての尊厳、「人権」を蔑ろにされ続けるパレスチナ人にとって、占領・植民地・民族浄化で現在進行形で故郷を奪われ、今、まさに、消されようとしている。あってはならないことだ。 ガ/ザの食文化、故郷の味、数千年にわたって中東に存在してきた豊かな食の伝統を愛で慈しむことにより、この伝統や文化を守っていかなくてはいけない、消してはならないのだと、1人でも多くの人がその重要性に氣づくための書とも言える。 1冊は自分用に (値段が値段だけにご褒美用として) 1冊は販売用に 食にまつわる記憶や家庭料理にこめられた数多のスパイシーな物語は、人々から消すことはできないのだ。イスラ エルでさえも。 パレスチナについての必読の書『ガザとは何か』の著者 現代アラブ文学・パレスチナ問題研究者 岡真理氏監修。 『ガザ・キッチン パレスチナ料理をめぐる旅』 ライラー・エル=ハッダード マギー・シュミット 2025/6/17(オレンジページ) #ガザキッチン #パレスチナ料理をめぐる旅 #lailaelhaddad #maggieschmitt #thegazakitchen #apalestinianculinaryjourney #パレスチナ料理 #オレンジページ #岡真理 #ガザとは何か
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本『はじめましての旬レシピ 忙しくても、時間がなくても、季節のものを味わいたい!』白央篤司
¥1,700
旬がおいしいにきまってる。 その上、お財布にもやさしいのだか、旬を選ばず何を選ぶ?人氣料理家 井原裕子、上田淳子、重信初江、しらいのりこ、堤人美、樋口直哉、今井真実、(なかしましほ)による定番物から意外なものまで紹介する55レシピ。 どれもこれもおいしいが押し寄せてくる紙版画は、「猫のアイーダ」の作者 坂本千明さんによるもの。紙版画集としても楽しむことのできるレシピ本。 2025/4/22(Gakken)
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本『ぜんぶ運命だったんかい おじさん社会と女子の一生』笛美
¥1,760
#検察庁法改正案に抗議します の笛美さん(青い顔の人)のフェミニズム・エッセイ集。 なんだか辛くて生きにくいのは、本人のせいなんかではなく、この国のおじさん社会と政治のせいだったんだね。 読んだら最後、声、あげたくなるから! 2021/8/2(亜紀書房)
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本『風の飲みもの、光のおやつ 薬草店の幸せなテーブルから』萩尾エリコ子 永易理恵
¥1,870
うふふふうふ、あははははっ そんな笑い声が、頁を捲る度に広がる。 ずっと大切にしてきた、お茶とおやつがある喜びの時間 ー香り生まれる春ー ー大気はずむ夏ー ー色あふれる秋ー ー喜び満ちる冬ー 色とりどりの四季を、季節ごとにたのしむことのできる森に生きる薬草使いからの飲み物とおやつの61レシピと4つの対話。 2025/2/26(扶桑社)
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本『エトセトラ Vol.13』
¥1,540
6月は特に(プライド月間だしね) 既存のカテゴライズのしっくりこなさに、抗うよ。 男も女もみんなフェミニズムであれ 水上文 特集編集 【タイトル、著者】『エトセトラ Vol.13』 【出版社】エトセトラブックス 【出版日】2025/5/30
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本『国際法からとらえるパレスチナQ&A』ステファニー・クープ
¥693
SOLD OUT
ー国際法を物差しとし事態を整理するー とにかく一刻も早くパレスチナに国際法を適用する。 イスラエルがパレスチナにしていることは、国際上の犯罪であるということは、火を見るより明らかで 戦争犯罪・人道に対する犯罪・ジェノサイド犯罪 のなにもでもなく、ハマスガーとかジエイガーというイスラエルの主張に正当性はなく、国際法違反そのものなのである。 Q&A形式でわかりやすく解説。イスラエルの犯罪行為の理解がより深まる一冊。
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本『半分姉妹』藤見よいこ
¥880
「ハーフ(半分)」 と呼ばれる人びとの、日常と溢れる感情と葛藤を鮮やかに描いた、分かり合えなさと手を繋ぐ群像劇。 ねぇ、足、踏んでるよっ。 頁をめくる度に、ハッとする。 2025/4/3(リイド社)
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本『遺骨と祈り』安田菜津紀
¥1,760
日々の「おかしい?」に 私はちゃんと向き合えているだろうか 誰かの足を踏んずけているのに 氣づくことすらできていないのではあるまいか そうして一旦立ち止まって 考えるための本 レビューは読後に 2025.5.22(産業編集センター)
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本『もしぼくが鳥だったら パレスチナとガザのものがたり』文 ファーティマ・シャラフェッディーン 絵 アマル 訳 片桐早織
¥1,980
1948年5月15日 ナクバの日 ーいつかきっと、あの家にかえろうー あの人たちはぼくの住む場所に あの人たちだけの国をつくった #ナクバ でパレ ス チナの人びとは 家族やふるさとをなくした ぼくはいまでもあの家に帰れる日を ーしんじてるー 2025/1/15(ゆぎ書房)
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本『にこにこ食堂』古知屋恵子
¥550
今週のゴールデンウィーク29日~3日まで“春のパン祭り” (パンはパンでもパれすちなれンたい) を開催するよって見切り発車したら パンを快く焼いてくれる人がいて 遊びに行くよっって言ってくれる人がいて 抵抗の証のグッズを作ってくれる人がいて パレ+スチナ国旗を送ってくる人がいて ふるまいをサポートしてくれる人がいて 美容師さんがチャリティーカットするよって言ってくれて ヨガの先生にも声かけてみるって言ってくれて そうして、それぞれが持ち寄った個性で店が成り立っていて、ひとりスタンディング(店番とも云う)をしようと思って居たら、四方を見渡せば仲間に囲まれているって、もうそれだけで店できちゃうじゃん最高やんけー マクルーバぱんぱかぱーんし甲斐が有るやんけー って、店の中心で叫んでおりましたところ、あれこの話どこかで・・・ デジャブかと思ったら、物語としてあって、古知屋恵子さんの『にこにこ食堂』の話そのもの。 それぞぞれが持ち寄った、できることや得意なこと、その個性を活かして、みんなが力を合わせて店をする話なのね。一致団結をして1つのことを成し遂げる。これって、今いちばん必要とされていると思うのよ。 1つ1つ小さな力かもしれないけれど、小さな力が合わされば “解放” は絵空事ではなくなると、私は未だに信じているし、それを実現するために 今を生きている 大切なことってやっぱり目に見えにくい。一方、現在進行形のホ︎︎︎︎︎︎︎ ☑︎︎コーストをもっと可視化していく必要がある。(これ以上のホ︎︎︎︎︎︎︎☑︎︎コーストを見せつけるという意味ではなく、いま起きていることに目を向けてという意味で) くっだらないバラエティ番組なぞみてゲラゲラ笑っていたら、平和なぞ今に掌からごっそりこぼれ落ちる。100人いたら100人が“解放”の声をあげたらいいだけ。ただただ、それだけなんだよ。 今日も店の中心で解放を叫ぶ かーいーほーうーーーーーー!
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本『パレスチナ、イスラエル、そして日本のわたしたち』早尾貴紀
¥2,750
民族浄化の原因はどこにあるのか 日栄同盟、植民地主義、オスロ体制への支援・・・ 日本の近現代史からパレスチナ/イスラエル問題を 「自分のこと」として考察する。 停戦はなされていない。 それどころか、いまこうしている間にも、イス軍がガ ザで全面戦争を再開と緊急速報が入ってくる。(3月18日11:27現在) われわれは、目の前に立ち塞がる巨大暴力に対し成す術もないのか。手も足も出せずにこの不条理な世界を傍観していろと。否。 結論から申し上げよう。 成す術はある。 では、どうしたらいいかと申せば、答えは既に目の前にあるのだ。 イス軍によるパレ ス チナ攻撃、占領を批判することが大切ですし、常日頃から人権や民主主義を尊重し、あらゆる差別に反対しながら、足下の政治・経済を公正にすることも大切である。性差別、先住民差別、障がい者差別、さまざまなマイノリティーの差別をなくしていくことは、結果、巨大暴力の根を摘んでいく行為ほかならない。 この暴力を断ち切るためには、個々の努力も必要なのである。 パレ ス チナ側に立つということは ムス リムである必要はなく、ただ人間であればいいだけのことなのだから。 迫害され、行き場を失ったユ ダヤ人が聖地パレ ス チナに建国したイス ラ エルという認識だったが、どうやらそれは違ったようだ。イス ラ エルと呼ぶのはよして、「シオ ニ スト国」と名乗ってもらうとしっくりくる。 ここ最近感じていたもやもや(どこの国にも人びとのいとなみがあるということ)が、この書を読むことによって少し晴れた。 ささ、今日も叫ぶよ、解放を! "知”は、この混沌とした世界を、争いのない世界へと誘うための“最終兵器”である。 【タイトル、著者】『パレスチナ、イスラエル、そして日本のわたしたち<民族浄化の原因はどこにあるのか>』早尾貴紀 【出版社】皓星社 【出版日】2025/4/1
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本『村に火をつけ、白痴になれ 伊藤野枝伝』 栗原康
¥1,331
ー女よ、わがままに、生きよー 女が声を上げると、(いまだに)「五月蝿いブス」呼ばわりされるこのヘルジャパンで(おいおい、時代は令和やぞっ!) 100年も前に声を上げる女 “伊藤野枝” が居た。 28歳という若さで、国家の犬共に殺された短くも激動の野枝のほとばしる情熱は、100年経とうと健在だ。 アナキスト栗原康による伊藤野枝伝。 解説には解説には、ブレイディみかこと豪華。
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本『なかよしビッチ生活』 とれたてクラブ
¥1,870
ビッチでクィアなフェミニスト・コミック とれたてです! ー恋愛は政治ー 異性愛生殖至上主義にさいなら。ジェンダー指数を下から数えた方が早い(118位)ヘル・ジャパン。こんな世界でもあきらめずに、ビッチでクィアなフェミニストは今日もゆく。 あたりまえに、政治、社会問題、パレスチナに連帯している登場人物の台詞やファッション、背景などにも注目して読んでほしい。随所で萌るわ、刺さるわ、打たれるわ、もうたまらん。 2025/4/11(エトセトラブックス)