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本『ある犬のおはなし』kaisei

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読書ボランティアに勤しむのは、こどもたちの為と言うよりは、自分自身の為なのかもしれない。

『大人問題』の中で、「絵本の読み聞かせというやつは、子どもに本の楽しさを教えたい、読めない子どもに読んであげたい...といったスタンスがまず変です。そしてなにしろ、そういう運動をしているおばさんたちは芸がなくて変な読み方をするから、つまらないのです。(略)個人個人でいろんな楽しみ方があるんです。」と絵本作家の五味太郎は云う。私も芸のないおばはんの一人なので、耳が痛い。その通りだと思う。

だから、読んだ本が、何かのきっかけになればと思う程度に留めている。それ以上は望まない。私感など、もっての他。

この図書ボランティア、世の中が騒がしくなる前はクラスに訪問し、こどもたちの前に立ち、目を見て、表情を見て話すことができた。その際には、頁をめくる度にリアクションまでご丁寧に頂いたものだ。

そして、昨年は、開催されず。

今年は、映像での配信となるそうだ。対象は1年生~6年生までということで、選書に悩んだ。悩んだので、普段から私が悩んでいる問題を提起した。「殺処分」問題を。

いま、この国で起きている本当のおはなし。

悪びれず平然と、子犬・子猫の生体販売を行う"ペットショップ"という場所に物申したい、いや、物申すどころではなく、即刻廃業に追いやりたいほど憎い店の存在を知ってもらおうと、二冊の本を紹介した。

「買う」イコール「飼う」ではないということを。

こどもたちの目に、耳に、表情に、心に、この物語は届いたであろうか。この本との出逢いが、ちっぽけな命について考えることのきっかけにつながることを願う。

写真左)『ある犬のおはなし A story of a dog』kaisei(トゥーヴァージンズ)

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