本『無思考国家ーだからにニホンは滅び行く国になったー』秋嶋 亮

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ー今の日本は人間のクズの見本市ですよー

と著者は語るが、クズに落ちぶれたくない店主はこの書を読みまくり、手前のアタマで考えまくり、炯眼をぴかぴかに研き、愚か者と紙一重であることを知る。

後れ馳せながらのアウトプット(投稿)と相成ります。

最新作『日本人が奴隷にならないためにー絶対に知らなくてはならない言葉と知識ー』(2023/5/10発刊)争点は、ロシア・ウクライナ戦争、改憲に関する内容が主だったが、その前作となる本書は、コロナ禍真っ只中に発刊(2022/5/25)されワクチン問題のからくりが明かされ、コロナと言うとんでも騒動が現代社会に何をもたらしたかという検証にもなる。

他にも、時と共に忘れ去られていく最重要事項である原発事故の実態解明、汚染水の放出、除染土の再利用、５G、自由貿易、経済特区、移民、特別会計、特殊法人、民営化、規制緩和、不正選挙など、与野党が決して追及することのない問題点を声高に叫び、分かりやすく解説、命がけで解決へと導く力強い書なのである。

与野党のズブズブな関係と、恐怖によって民衆を操作し改憲へと舵を切る「不安な政治」、グローバル資本(外資)による支配構造、公平さを欠いたメディア(マスゴミ)の在り方、過剰な国債が円安を進めて不景気から抜け出せない現状などなど問題山積みのニホン、暢気に芸能人のゴシップを追いかけていたら知らぬところで重要な法案はしれっと通っている。足元を掬われた後ではなす術もないので、ここはひとつ、足元を掬われる前に賢くなって知的反抗者となってやる、この書をバイブルにして。

前作同様、あなたがメディアの一方的な情報を鵜呑みにするのであれば、たとえこの書に検証が必要だとしても、こういった側面を覗き見知ることで、自らが思考し行動する訓練にも役立つのではないか。
(対談で進むので難しい話も理解しやすく、問題点をしっかり言葉にしてくれているので思考がクリアになる。私には関係のないことと言わずにとにかく読んでほしい、賛否はどうあれ)

「過去を学ばぬものはそれを繰り返すよう運命づけられている」

【タイトル、著者】『無思考国家ーだからにニホンは滅び行く国になったー』秋嶋 亮

【出版社】白馬社

【出版日】2022/5/25

【税込価格】¥1,870

【送料】¥380*レターパックライト
(複数購入時の送料は、DMでご相談ください)

【合計金額】¥2,250

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