本『漢方的おうち健診 顔をみるだけで不調と養生法がわかる』櫻井 大典

なんとなくクリスタル(古っ)...ではなく、なんとなく不調...
で、このなんとなくを無視し続けてしまうと、とんでもないことになってしまうので、そうなる前に手を打ちましょうってわけ。早いはなし。

本書のタイトルにあるように、おうちでセルフ健診できれば、病院へ行かずとも病気のサインにいち早く氣づくことができたり、慢性的な不調が解消したりするはず。ほら、店主の大好きな中国の言葉を思い出して
*２つ前の投稿『漢方養生の本』を参考に

最もよいお医者さんは「自分」

と言いますので、なんとなく不調となる前に、鏡で自分の顔を見て、その不調と向き合い、顔からあらわれるさまざまなサインを読み解き、いま体が必要としている養生法を「五臓(肝・心・脾・肺・腎)」をベースに、体質と、季節と、状態に応じて心と体を整えていきます。

顔のサインから(例、目→まぶたの色が白っぽい、口→口内炎がある、舌→全体が紫っぽい色、鼻→鼻がつまりやすいなど)

まいにち、緊急の不調から(例、冷え、疲れやすい、花粉症、肩こり、肥満、不眠、アレルギー体質、イライラする、気分が落ち込むなど)

索引ができ、どのページから読んでもいま必要な情報が手にはいる便利帳といったところ。

養生は、転ばぬ先の杖ですよ。

余談ですが、店主のセルフケアに欠かせないのが、お灸。顔からのサインをしっかりと受け取り、体の状態をみて、今日はここに灸を据えようと毎日自宅で簡単セルフケア。「氣・血・水」もめぐりオススメです。

腹黒さにも灸を据える日々ですが、中国４０００年の歴史を以てしてもいかんせん一筋縄ではいかないようです。

【タイトル、著者】『漢方的おうち健診 顔をみるだけで不調と養生法がわかる』櫻井 大典

【出版社】学研

【出版日】2021/7/13

【税込価格】¥1,540


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